政治と民意 情報プラットフォーム、No.194、11(2003)
政治家や、行政に携わる人々は「国民の声を聞く」、「県民の声を聞く」と言うことが多い。
かって、「国民の声なき声を聞く」と言った政治家も居たように思う。
皆の意見を聞くことは極めて難しい。大きな声が通りやすいのも当然である。耳障りの良い声だけが聞こえる場合もあるだろう。
為政者が民意を知ることの困難さを述べた「ことわざ」は多い。
{民を貴しと為す}
{由らしむべし知らしむべからず}
{天は口なし人をもって尋ねしむ}
{民の口をふさぐは川を防ぐよりも甚だし}
{三人寄れば文殊の知恵}
一生懸命の努力をしても皆に真意を伝え、理解して貰うことはとても難しいとの意味である。
これからの政治や行政は徹底したアセスメントと情報公開が基本である。
{急いては事をし損ずる}
環境問題だけではないが、「我が家の裏庭だけは困る(not in my back yard)」は何処の国でもある。
このNIMBYが解決困難にすることもある。合意形成には時間が必要である。
成田国際空港が未だに建設途上にあるのは、着工を急ぎすぎたのである。
ご感想、ご意見、耳寄りな情報をお聞かせ下さい。
高知県香美郡


