カレンダー

このアーカイブについて

このページには、2010年6月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2010年6月 2日です。

次のアーカイブは2010年6月 4日です。

最近の記事はインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

2010年6月 3日アーカイブ

仁淀川町駐在の地域支援企画員の西森です。
いつもお世話になっています。

    tosyo02.jpg土佐が生んだ「史上最大の仕事師!」「財界のナポレオン」と言われた金子直吉さんについて、お知らせします!

幕末に土佐に生まれ、明治~大正にかけ、神戸・鈴木商店の大番頭として、世界を相手に大仕事をした"史上最大の仕事師"(澤野恵之著書)といわれる金子直吉氏及び鈴木商店に関する書籍が多く出版されていることから、

tosyo01.jpg

しかも今年は「国民読書年」ということもあり、高知県立図書館と連携して、金子直吉さんの本のコーナーを高知県立図書館2Fに設置してもらいました!

tosyo03.jpg

★ぜひ、高知に観光の際など、いかがでしょうか?
★龍馬関係の冊子や展示物も多数あります。


以下は館の所蔵内容等になります。(コーナーにリストがあります。詳しくは係りまで)


(貸出可能な本)13冊
■伝えたい土佐の100人その言葉(高知新聞社/編)
■無から始めた男たち 20世紀日本の経済人〈セレクション〉(日本経済新聞社/編)

■総合商社の源流 鈴木商店(桂 芳男/著)
■鼠  鈴木商店焼打ち事件(城山 三郎/著)
■お家さん 上巻・下巻(玉岡 かおる)
ほか7冊

(館内閲覧のみ可能な本)15冊
■高知県人(19巻第1~5・7~11号)(高知県人社)
■土佐の経世家たち(橋詰 延寿/執筆)
■夜明けの人びと  兵庫百年(朝日新聞神戸支局/編 )
■土佐の百人(高知新聞社)
■鈴木商店 企業拡大の典型をつくった金子直吉(森本 真一/著)
■金子直吉伝(金子柳田両翁頌徳会)
■松方・金子物語(藤本 光城/著)
ほか8冊

(参考・・・館未所蔵本)
○行け!まっしぐらじゃ-評伝・金子直吉(辻本 嘉明/著)
○史上最大の仕事師 鈴木商店の大番頭・金子直吉のすべて(澤野 恵之/著)
○近代日本を創った百人 <上>(毎日新聞社)
ほか11冊


高知県立図書館HP
http://www.pref.kochi.lg.jp/~lib/

金子直吉さんとは?
慶応2年(1866年)、高知県吾川郡仁淀川町名野川で商家の子として生まれ、
丁稚奉公から身を起こし、神戸・鈴木商店の「大番頭」として大正時代には三井財閥、三菱財閥をしのぐ規模の企業グループに拡大させ財界のナポレオンとも言われ、鈴木商店を世界的な「総合商社」にまでにしました。

昭和2年の金融恐慌で市場から退陣してしまいますが「神戸製鋼所」や「帝人」など、多くの企業群は現在でも第一線で活躍しています。

また、金子直吉は、そうした数多くの企業を創業する一方、私財を費やして多くの企業人を育成し、さらに比類なき主家に対する忠誠心の高さや私生活における無欲恬淡な人でもあり、彼の企業者活動は高く評価されています。

金子直吉・ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%AD%90%E7%9B%B4%E5%90%89

しもなの郷(金子直吉さんのページリンク)金子直吉翁を称える集い等実施!
http://www14.plala.or.jp/shimona23/09kanekonaokichi/kanekonaokichi.html

★おしらせ2
7月18日(日)13:00~には、ミニ講演「金子直吉翁を称える集い」を同館で実施予定しています。
山村自然楽校「しもなの郷」が館との共催で実施します。
くわしくはまたご連絡します。

************************************************
高知県 産業振興推進部 地域づくり支援課
地域支援企画員(仁淀川町駐在)
Name: 西森文明(ニシモリフミアキ)
Add:fumiaki_nishimori@ken4.pref.kochi.lg.jp
Tel: 0889-20-2072   携帯 090-7780-8073
〒781-1501 仁淀川町大崎214 仁淀川町基幹集落センター
私のツイッターはこちら↓
http://twitter.com/nishimori69
************************************************
仁淀川町PR 特色あるサイト!ぜひアクセスを!
■仁淀川町役場(行政・観光総合案内)
 http://www.town.niyodogawa.kochi.jp/
■武田勝頼土佐の会(伝説歴史ミステリー)
 http://katsuyoritosa.web.fc2.com/
■によど自然素材等活用研究会(エコ・地域づくり)
 http://www.2410riv.jp/
■山村自然楽校「しもなの郷」(自然体験型宿泊施設)
 http://www14.plala.or.jp/shimona23/index.html
■中津渓谷「ゆの森」(渓谷と温泉そして、フレンチ)
 http://www.yunomori.jp/
■安居渓谷「宝来荘」(紅葉、滝の渓谷美!バンガロー)
 http://www11.ocn.ne.jp/~horaiso/
■秋葉の宿「仁淀川町観光センター」(湖水の眺め最高!)
 http://www2.ocn.ne.jp/~niyodo/
■池川茶業組合(農林水産大臣賞受賞のおいしい新茶!)
 http://ikegawacha.jp/
■木と人交流館「木どり家」(安価に木工づくり)
 http://www5.ocn.ne.jp/~kidoriya/index.html
■田舎のコンビニ「おしおか」(お弁当もやっています!)
 http://oshioka.web.fc2.com/
さらにリンクは増えていくかもしれません。
*************************************************

 

HN:仁淀川町応援隊 さんの記事

金子直吉 に関する記事


過日、春野町の防災会議の総会後の懇親会で、かっての職場の大先輩(86歳)である宮地さんにお逢いして、隣で飲みながら話していたら、

介護予防通所施設・春野デコの里に、月に1回書道教室の講師で行っているとのこと。

宮地先輩が、春野町自治会連合会長を務めている時にお逢いしていましたが、86歳の今も元気で酒も結構いけていましたが、同乗した送迎バスの中でも"シャキー"としていました。

6月1日に、書道教室の講師で行くとのことなので、私も同行させてもらう約束をしました。

IMG_5952-1.jpg

当日、途中で待ち合わせて、宮地先輩の車の後をついて行きました。

IMG_5957.jpg

高知市春野町西畑で、春野デコの里の施設の建物の横には、「西畑人形発祥之地」の記念碑が建っていました。

IMG_5950.jpg

宮地先輩を迎えに出た寺尾所長と名刺交換をして、資料などいただきながら話を聞かせてもらいました。

IMG_5949.jpg  玄関を入ったとたんに、元気なお年寄りの張りのある声と、人懐っこい輝く瞳にビックリでした。

多いときは40人、少ない時は14~5人で、年間の利用者の一日平均が23人だそうです。

市からの行政支援分プラス利用者から一日800円もらって、昼食・おやつ・送迎それに17の"生きがい教室"をやっているそうで、施設は高知市からの指定管理者として受託している・・・とのこと。

P1150636.jpg

寺尾所長は、"元気なうちに人間らしい、生きがいのある生活が大切"と、介護予防に余生を送る決意をして、それまで務めていた特別養護老人ホームの生活指導員を止めて、9年前(平成13年12月)にこれを始めたそうです。

「もっと予防に力を入れていけば・・・介護予防にもっとお金を入れていけば、寝たきりとか認知症の予防だけでなく、生きがいのある老後が過ごせる・・・」とこれまでの体験を通して感じてきましたと話していました。 

P1150613.jpg

ここに来ていて元気になって、要介護の認定が無くなって、ここばっかり来ている人も多いようです。

写真左の谷岡繁子さん(88歳)は、要介護の認定を受けることをしない人・・・

  左から二人目の小島春美さん(79歳)は、要介護2を取りやめたとのこと。

寺尾所長の左の高橋恵美さん(84歳)も、要介護2を今年の5月に取りやめて、ここだけに来ているそうです。

   P1150617.jpg

写真右の馬場桂子さん(70歳)は、利用者講師として色鉛筆画教室を、月に6回開催(受講登録者47名)し、楽しい運営を推進しているこの施設の大切なキーパーソンの一人になっているようでした。

 

NPO法人春野町高齢者福祉をすすめる会

高知市春野デコの里(介護予防通所施設)

高知市春野町西畑2680番地
電話088-803-2203

  


大きな地図で見る

 

HN:応援隊

春野デコの里(介護予防通所施設) に関するページ

HN:応援隊  さんの記事

春野ファンクラブ 


6月6日のはるのあじさいウオークのルートにもなっている、「あじさい神社六條八幡宮」の前にある長崎モータースさんで、気に入った鉢あじさいを2鉢購入し、我が家の玄関先に飾りました。

長崎モータースさんは、春野ピアステージ前で行われる「菊まつり」の菊を、中心になって育てているひとですが、「あじさい神社六條八幡宮」のあじさいも長崎さんがお世話されているとのこと。

あじさい神社六條八幡宮」にあじさいを見物に行ったら、参拝とともにその前にある長崎さんが手塩にかけて育て、販売している鉢あじさいもご覧になっては・・・

物の良さとリーズナブルな価格に、あなたも目を引き付けられるのでは・・・

P1150654.jpg

 

P1150648.jpg

 

P1150651.jpg

高知市春野支所の東、長崎モータースさん地図で見る

お問い合わせは、高知市春野町西分243

長崎モータースさん電話088-894-3687まで 

P1150652-1.jpg

 

HN:クリスマスローズ

あじさい神社六條八幡宮 の記事

春野町の菊の森、「菊まつり」 に関する記事

クリスマスローズ  さんの記事

春野ファンクラブ


6月6日午前8時~午後2時まで、2010はるのあじさいまつり が開催されます。

集合場所は、春野文化ホールピアステージ玄関前(雨天決行)

参加費:500円(中学生以下等は無料)

申し込み受付5月10日~6月3日まで

申し込み先:春野商工会  電話 088-894-2146  FAX  088-894-2461 

IMG_5826.jpg

春野商工会HP:第20回あじさいウォーク開催要項

 

あじさいまつり基本情報

【駐車場情報】時間:~18:00
■弘岡下「あじさい公園」前の洗車場カーピカランド:20台収容
  あじさい街道まで徒歩2分
■文化ホール(ピアステージ):100台収容(大型バスも収容可能)
  弘岡下南消防署春野出張所付近まで徒歩10分

マップを見る⇒
※役場の駐車場もご利用いただけます。
 

HN:クリスマスローズ

クリスマスローズ  さんの記事

春野ファンクラブ


5月28日、仁淀川町の中央公民館をお借りして、第3回 仁淀川流域"宇宙桜の会" 開催しました。

第3回 仁淀川流域"宇宙桜の会" 開催しました(その1)

 

P1150435.jpg今回で3回目の会になるので、具体的に詰めた話と言う事で、「高知ファンクラブ」運営事務局の坂本事務局長より提案がありました。

仁淀川流域活性化のための連携(ネットワーク化)と情報発信 提案

 

◎ 地元の子ども達から大人までが情報を共有する事に務めながら、また全国や世界の規模で、それぞれの分野に関心のある人に注目される情報の発信をしながら、集客と地元にお金を落としてもらえる仕組みづくりに、知恵を絞り汗をかいて実践して行きませんか・・・

 

1、地質と植物分野のキーワード

 

仁淀川流域にある"世界に誇れる地質遺産"をベースに、その上に生育する特殊な植物など "点を線で結んでいく" 取り組み

 

植物学者・牧野富太郎博士のフィールドだった仁淀川流域と植物・博士が好きだった桜などをつないでいく

 

○ジオパーク・佐川地質館

○牧野富太郎・横倉山自然博物館・牧野植物園

○植物・花(宇宙桜などの桜・     )

○横倉山

○日高村錦山など

 

 

佐川町の橋掛さんからは、3回目の会議が持たれた、関係6町村で取り組みを進めている「仁淀川・四国カルストジオパーク」の報告をしていただきました。

第1回仁淀川・四国カルストジオパーク日高村説明会開催される

さらに、次回の会までに、「仁淀川・四国カルストジオパーク」の取り組みと併せて、横倉山自然博物館等との連携を深めて、"点を線で結んでいく" 取り組みをしていただく事を話しました。

牧野富太郎・横倉山自然博物館・牧野植物園などの連携をつくる課題も大切です。

 

 

2、歴史・史跡・ミステリーのキーワード

   (歴史ミステリーゾーンを仁淀川流域に広げて取り組む

 

すでに歴史ミステリーゾーンとして連携が進んでいる、仁淀川町の「武田勝頼土佐の会」と越知町の「越知平家会」に加えて、佐川町の「青山文庫」とのつながりを新しく作る取り組みなどを話し合い、佐川町の橋掛さんにもお力添えをお願いしました。

"点を線で結んでいく" 取り組みです。

 

   ○武田勝頼土佐の会

   ○越知平家会

   ○青山文庫・山内家・田中光顕・3大名園・

   ○長宗我部

   ○金子直吉

   ○虹の里

   ○手踊りの会・神楽・盆踊り・

 

 

3、仁淀川の自然・滞在・体験のキーワード

   

清流・仁淀川の滞在型・体験型活用について) 

(仁淀川流域の宿泊所などのネットワーク化と情報発信)

 

   ○食べる・・・

   ○泊まる・・・

   ○体験・・・カヌー教室・滝登り・ガサガサ探偵団・アメゴ釣大会・

   ○自然・・・沈下橋・コスモス・桃・つつじ・

   ○イベント・・・コスモスまつり・ひな祭り・紙のこいのぼり・

 

この分野では、仁淀川町の「によど自然素材等活用研究会」代表の井上光夫様や県の西森地域支援企画員より、越知町の方たちとの連携で、越知町のキャンプ場に間伐材で作成した簡易宿泊施設を設置した事が報告されました。

 

越知町・黒瀬キャンプ場に、地元住民運営の簡易宿泊施設 新設!

 

 

■によど自然素材等活用研究会(エコ・地域づくり) http://www.2410riv.jp/

「によど自然素材等活用研究会」や「ゆうゆう会」などの取り組みを具体的に応援しながら、

仁淀川の滞在型・体験型活用の取り組みや、仁淀川流域の宿泊所などの連携と情報発信を応援して、"点を線で結んでいく" 取り組みを話し合いました。

 

 

4、仁淀川流域の土佐茶ブランド "仁淀川茶" を応援する取組み

 

お茶の関係者にお尋ねしました。

 

初夏の冷霜で被害を受けたところが多い、仁淀川流域の茶生産ですが、

お茶に適した地質で、大きな川の流域で霧が深くて、朝晩の温度差が大きく、雨量も多いと言う好条件の気候風土の中で、土佐茶ブランド "仁淀川茶"が生産されている。

 

老齢木を植え替えて、若木で勢いのあるお茶の葉にすると品質もアップするし、製法の仕方についても、買い手ニーズをふまえて取り組むと、もっと高い値段で・・・

 

ペットボトルのお茶に慣れて、キュウスで飲むお茶が減った・・・最後にはお茶ッ葉を食べてもらいたい・・・

 

抹茶をヨーグルトに入れて毎日食べている人いわく・・・"お茶を飲んだらガンにならん!"などなど・・・・・熱く語られていました。

 

 

流域の関係する団体や行政機関とも連携して、お茶離れが進む現状の中で、消費者と生産者の距離をちじめる普及啓発・情報発信など、消費拡大を図る取り組みを応援して行きたいと話しました。

 

例えば、「香典返し」のお茶は美味しくない!しかも県外茶が多い中で、

美味しくてもらって喜ばれる土佐茶ブランド"仁淀川茶"に!などの取り組みは・・・など。

 

 

5、仁淀川流域の産物・生産品の紹介と連携

 

   ○地産地消・地産外消

   ○日頃食べたり・使っている県外品を、県産品に置き換えていく取組みキャンペーン

   ○宿泊所・レストランなどでの活用(新鮮で安全安心・地元食材)

 

仁淀川流域の宿泊所などの連携と情報発信を応援して、"点を線で結んでいく" 取り組みを話し合いました。

 

 

6、仁淀川流域の人材ネットワーク

 

"点を線で結んでいく" なかでは、人材ネットワークが基本となり大切なので、

時間をかけて、人と人をつないで行く取り組みを、仁淀川流域"宇宙桜の会"などの会議を重ねていく中で、町村の枠を超えて作って行く事を話しました。

 

 

     これらの情報を、地元住民・地元のこども達と一緒に共有していく取り組みが大切

 仁淀川流域の活性化の二つ目のキーワードは、"情報の共有と発信"であることが確認され、この分野で仁淀川流域 「宇宙桜の会」として、どのように連携・応援できるか! 

 

特に、"情報の共有と発信"では、仁淀川町担当の県地域支援企画員・西森さんの「お金をかけず、誰にでも出来る取り組み」のタイムリーな情報発信が、メール仲間や県下のブログ「高知ファンクラブ」や「仁淀川町ファンクラブ」(仁淀川応援隊)にアップされて話題を呼び、仁淀川町を訪問する方が沢山出ました。

 

後日、県地域支援企画員・西森さんの仲介で、関係行政機関の方たちとも打ち合わせをする事が出来ました。

 

仁淀川流域でも、それぞれの町村での"情報の共有と発信"を実現するには、当面はどうしても県や市町村等の担当者の果たす役割が大きいのです。

 

 

仁淀川流域"宇宙桜の会"では、流域内で活躍する団体やグループ、行政機関と連携する中でこれらの取り組みの課題を応援して行きたいと話しています。

 

 

次回、第4回 仁淀川流域"宇宙桜の会"

 

6月25日(金)14時~16時、仁淀川町の中央公民館

をお借りして開催する事になりました。

 

 

仁淀川流域の活性化を応援する取り組みに関心のある方、知恵を貸していただける方の参加を期待しています。

お問い合わせは、「高知ファンクラブ」運営事務局までお願いします。

中央公民館の場所はこちらです(高知県吾川郡仁淀川町大崎460−10889-35-0019


大きな地図で見る

 

HN:仁淀川

仁淀川流域"宇宙桜の会" に関する記事 

HN:仁淀川 さんの記事

仁淀川ファンクラブ 


間引き

 明治の初期は、日本の国が維新の改革で、三百年も続いた徳川の武家政治も終わり、士農工商の順位も消えて、新しい政治家達によって、ヨーロッパ式の自由の風が吹き始めていたが、
 
田舎の村里では、その新しい風もなかなかに届かず、ほんの一部の偉い商人か、地主、少ない自作農以外の一般庶民は、ほんとに貧しく、その日暮らしで、
 
梅雨で雨の日が続いたりすると、仕事はできず貯えもなく、老人を抱えた子やらいでは、親戚や知人を頼って借り歩き、やっと生き延びていた。

 貧しい哀れな時代、ほんとにあった昔の話を少し。
 

 里吉は大工の職人であるが、当時の田舎では新築などはめったに無く、模様替えなどもたまで、本職の大工仕事より手伝い事が主の日雇いで、老母を抱え妻に子供二人の五人家族で、その日暮らしの貧しい家庭であった。
 

 昔の「いろはかるた」に「貧乏人の子だくさん」というのがあったが、貧しい時代は男は仕事一色で、遊びはあっても遊ぶ間もなく、夫婦は喧嘩もするが仲も良く、子供は後へ後へとよく出来る。

 里吉の女房の鶴も、子がよう出来る。去年も生むとすぐ死んだが、また腹がふとい。
 近所の家主が、ありゃどうもおかしいと思い、臨月の鶴に気を配り度々伺いよった。

 ある朝そっと里吉の家に近付くと、とたんに元気な産声が「オギャーオギャー」と、かん高い。
 家主は「できた、できた」と喜んだ。その時、子の泣き声がぷっつり消えた。
 

 嫌な予感が家主の頭を走った。こりゃいかんと障子を開けて上がり、奥のふすまを開けて見てびっくり。
鶴はできだちの男の赤子の首をねじってすねに敷き、涙をぼろぼろと流しながら、家主を見て、「恥ずかしい、むごいことじゃが、こうせにゃあ、今でさえ食うや食わずでいきよるに、今この子が増えたら、よけかつえるけ。」と。
 

 家主は慌てて、「こりゃ鶴、おんしゃー子供二人じゃ、女子は嫁入りする、男の子は一人で病気にでもかかって死にでもしたら、誰に掛かる。
 
早うすねを放せ、分けて食い合うても育てにゃいかん。」と怒りかかると、鶴は泣く泣くすねを上げて赤子を抱き上げ、首のねじれを直し、背なをさすりながらフーフーと息を吹き掛けた。
 

 すると赤子はやっと息を吹きかえし、「オギャオギャー」と泣き出した。鶴の顔はほぐれて嬉し泣き。
 
家主もほっとくつろぎ、「よかった、よかった、この子はほんとに強い子じゃ。」そして鶴に、「今のような馬鹿なまねは二度とすなよ。この子はええ子になるぞ。」言うて家を出、近所のおなごしを呼んで来て、産湯や後始末を手伝わさした。
 

 その後なぜか鶴に子供は出来なんだ。その時の子供は駒吉と名付けられ、元気ですくすくと育ち、父里吉の跡を継ぎ大工になった。

 兄の善太はふとしたことで若死にし、里吉、鶴の老後は駒吉の孝養に掛かることができた。

 当時の村落は閉鎖的で、仕事は少なく、労賃も安く、「働けど働けど、我が暮らし楽に成らず」であったので、貧しい家での子育てはほとんど二人で、多くて三人、その後に生まれる子はこっそり産んで、始末して、「月足らずで出来た、ようなかった。」言うて、水子にしてすましていたと。
 

 誠に哀れな悲しい時代の物語。

 「愛し子は たれも可愛ゆし 貧ゆえに
     殺すと聞かば 仏も泣かむ
  念仏の 声にまじりて
     花摘み遊ぶ 笑いも聞こゆ」
  子育て慶念
 「黄金の蔵より子は宝」「貧ほどつらいことはなし」
 
 

高知ファンクラブのネットワーク