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2010年8月12日アーカイブ

 大切な森を育てるため、下記の日程で別府・物部川ふれあいの森(別府山契約国有林)にて下草刈り活動を実施します。
 
山仕事の中でもピカイチきつい作業ですが、何事も体験です。みんなで汗しながら、森づくり 水づくりのことを考えてみませんか。
 ※前回7月25日(日曜日)は、JA長岡の青壮年部3人と森林ボランティア6名に参加いだたきました。

2010.8.28  別府山下草刈り.jpg

【日時】 平成22年8月28日(土曜日) 7:00~17:00

【場所】 香美市物部町別府(物部川21世紀の森と水の会 契約国有林)

【対象者】 中学生以上の健康な方 募集定員25名程度

【集合】 情報交流館に7:00集合 ⇒ 7:10出発
      バスと自家用車乗り合わせでふもとまで行き、そこから徒歩で現地

【主催】 物部川21世紀の森と水の会 (森林環境税利用 こうち山の日推進事業)

【申込み】 参加希望者は8月26日(木曜日)までに下記までお申し込みください。
               電話:090-4784-5707 (担当:常石)
       e-mail:mori_kawa_tune@yahoo.co.jp (@マークを小文字にして送信してください)

※8月12日時点での情報を掲載しています。最新情報は 情報交流館ホームページイベント情報 等で必ずご確認ください。

主催者パンフレット  別府山下草刈り.pdf

【集合場所地図】


より大きな地図で 情報交流館 を表示

 

8月28日、物部川ふれあいの森にて下草刈り活動を実施します 

物部川の環境保全 さんの記事

物部川ファンクラブ


富美子

 母の弟、照吉叔父が妻の多利子と連れ子の富美子を伴って、大阪から本山に帰郷したのは、私が中一の春に、大病して手術後の病弱体の秋頃かと思います。
 
富美子は小学五年生にしては大柄で、青白い顔で言葉少ない、病身げなおとなしい子でした。
 
 
 その時期に私は肋膜になって、学校も休んでお医者通いで、滋養を取って体調を治すべく山羊を飼って、毎日道草を刈ってきて世話をして、乳をしぼって飲んでいた。山羊の乳は沢山出るので、青びょうたんの弱そうな富美子にも朝晩飲ました。
 
 弟の辰三が生まれて半年余りで可愛い盛り、叔母と富美子は何時も辰三を連れて行き、可愛がってくれた。「叔父の家は、早船の前で近かった。」辰三の歩き始めも富美子の家で皆な喜んだ。
 
 私の病気は良くなっていても春秋の季節変わりには盛り返して悪くなり。栄養に血が増えるとかでマグロのさしみを毎日食べ、ブルトーゼー、肝油ドロップを飲んで、体を養いながら養生したが良くならん。
 
 
 それで父は薬じゃなおらん、灸をすえて焼きなおすと、たまるか毎日日にち、背中にはしご灸を肩からお腰まで肋膜のやいとは胸の後ろに十ヶ所余りに朝から昼過ぎまで、盆、正月、神祭だけ休みでその他の日々は、灸をすえつめた。
 
それで母の家事は午後が忙しいので、富美子は学校が上がるとすぐ辰三の子守り、日曜や休日は朝から晩まで可愛がって見てくれていたが、一年少しで弟の大作が生まれたので、辰三は主に叔母が見てくれて、富美子は大作の子守りに専念した。
 
それで富美子は中学を卒業するまで三年近く、大作を子供のように可愛がって世話をしてくれた。
 
 
 義理立ての気分も、少しはあったかも知れないが、ほんとに私の妹のように、子守りや家の手伝いをよくしてくれた。

 中学卒業後まもなく筒井の仕出し屋に奉公に出て三年余り勤めて、高橋の菓子屋に女中に転職して高橋の家族には、料理も上手で好かれていたが一年足らずで、風邪が元で少しの患いで十九歳の娘盛りの若さで、短い人生におさらばして逝っちゃった。


 故人、富美子の短い人生の内で、楽しそうに見えたのは、弟の辰三と大作の子守りで、我が子のようにあやして、微笑んでいた時期であろう。
罪亡き従姉妹の若死にを痛む。
 
 

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